乾燥肌で困っている人に高麗人参をオススメ!
高麗人参には乾燥肌を予防、改善する効果があります。
ここでは、高麗人参の乾燥肌に対する効果を説明します。
血行を改善する
血液は、酸素や栄養素を身体中に運ぶ働きがあります。
血行が悪くなると肌に栄養や酸素が充分に届かなくなるので、新陳代謝が悪くなってターンオーバーがスムーズに行われなくなります。
ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことで、ターンオーバーが速やかに行われると古い角質や老廃物が剥がれ落ち、新しくみずみずしい肌に生まれ変わります。
高麗人参に含まれている有用成分のジンセノサイドには、
・血管を広げる
・血小板の凝固を防いで血液がドロドロになったり血栓になったりするのを防ぐ
などの働きがあるので血行を良くします。
また、高麗人参にはアルギニンが豊富に含まれています。
アルギニンは、ターンオーバーを促す働きがある成長ホルモンの分泌を促進したり血行を良くしたりするので、乾燥肌に対する効果が高い成分です。
睡眠不足を改善する
成長ホルモンは、新陳代謝を促進しターンオーバーが速やかに行われるように促す働きがあります。
成長ホルモンは就寝後30分~3時間の間に多く分泌されるので、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌量が減って乾燥肌になりやすくなります。
高麗人参には、
・自律神経の乱れ・・・交感神経が優位な状態が続いて寝つきが悪くなる
・ストレス・・過度のストレスを感じると自律神経の働きが乱れる
・冷え・・・手足が冷たいと熱が放出されず、身体の深部の温度が下がらないので寝つきが悪くなる
・ホルモンバランスの乱れ・・・ホルモンバランスが乱れると自律神経の働きも乱れる
などを予防、改善する働きがあるので、不眠を予防、改善します。
ホルモンバランスの乱れを予防、改善する
ホルモンバランスが乱れると乾燥肌になる場合があります。
高麗人参には次の働きがあるので、ホルモンバランスの乱れによる肌の乾燥を防ぎます。
エストロゲン様作用がある
女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)は、
・肌に弾力や張りをもたらすコラーゲンの生成を促す
・肌の水分量を増やすセラミドやヒアルロン酸を増やす
などの働きがあるので肌の潤いを保ち、高い保湿効果があります。
エストロゲンの分泌量は20代をピークに年々減少し、50歳前後の更年期には著しく減少するため乾燥肌の原因となります。
ジンセノサイドにはエストロゲンに似た働き(エストロゲン様作用)があるので、エストロゲンが減少すると代わりに働いて保湿効果を保ちます。
ストレスを予防、改善する
女性ホルモンは、脳の視床下部がコントロールして卵巣で分泌されます。
視床下部は自律神経を調整する働きもあるので、どちらかが乱れると影響を受けてもう片方も乱れてしまいます。
ストレスを感じると自律神経の働きが乱れるので、その影響を受けてホルモンの分泌量の調整も乱れる場合があります。
ですので、ストレスを感じるとホルモンの分泌量の調整が乱れ、分泌量が低下して卵巣の機能が低下し、エストロゲンの分泌量が減って乾燥肌になります。
ストレスを感じると副腎皮質ホルモンのコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールは、正常に分泌されるとストレスを最小限に抑える働きがありますが、とてもデリケートでストレスが続くと分泌量が増えすぎてしまいます。そうなるとストレスを緩和する働きがあるセロトニンの分泌を抑えたり、自律神経の働きを乱したりしてしまいます。
ジンセノサイドには、コルチゾールの過剰な分泌を抑制し、分泌量を正常にしてストレスを緩和する働きがあります。
アミノ酸を豊富に含んでいる
アミノ酸は、NMF(Natural Moisturizing Factor:ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター)と呼ばれる天然保湿成分の材料となります。
NMFは肌表面の角質細胞の中の水分を守る働きがあります。
高麗人参は、アルギニンをはじめアミノ酸を18種類も含んでいるので、高い保湿効果があります。
身体の内と外から乾燥を防ぐ
高麗人参はこのように高い保湿効果があるので、高麗人参を摂取すると身体の内側から乾燥肌を防ぎます。
さらに、高麗人参が配合されたクリームやパックを使用すると、身体の外から気になる部分の乾燥を防ぐことができるので、より高い効果が期待できます。
- 【高麗人参の乾燥肌に対する実験の結果】
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40~50代の女性に紅参(皮を剥かずに蒸して水分が14%以下になるまで自然乾燥したもの)エキス粉末を錠剤にしたものを約3週間摂取してもらった結果、肌の水分量が平均1.9倍増えたことが判明しています。
このことにより、高麗人参には保湿効果があるので、乾燥肌を防ぐ効果があることが判明しています。