高麗人参の原産地はどこ?

高麗人参はアジアの極東のみに自生していますが、栽培することは可能なのでいろいろな地域で栽培されています。
ここでは、高麗人参の原産地(実際に栽培、生産された土地)を紹介します。

全体の70%は韓国と中国

高麗人参の原産地として知られているのは韓国と中国で、生産量の70%はこの2つの国が占めています。

その他では、北朝鮮、ロシア、日本、アメリカ、カナダなどで生産されています。

高麗人参の原産地

韓国

韓国は高麗人参の自生地のひとつで、高麗人参の名産地として知られています。

【代表的な産地】

豊基(プンギ)

豊基は、韓国を代表する産地です。
その中でも「小白山(ソペクサン)」で栽培された高麗人参は「豊基高麗人参」と言われ、大変品質が高いとされています。

江華群(カンファぐん)

仁川広域市(インチョンこういきし)にある江華群は、北朝鮮の開城から栽培方法が伝わったことで知られています。

錦山群(クムサンぐん)

韓国の西部にあり、古くからの高麗人参の産地で、「高麗人参の里」とよばれています。

中国

中国は、高麗人参の生産量は世界一です。
しかし、品質にバラつきがあり、品質が悪いものもあります。
そのため、韓国産に比べて低価格で取引されているので安価なものが多いのが特徴です。

【代表的な産地】

長白山(ちょうはくさん)

白頭山(はくとうさん)の麓にある長白山は中国を代表する高麗人参の産地です。
野生に近い状態で栽培されており、高品質な高麗人参を栽培しています。

北朝鮮

北朝鮮の開城市(ケソンし)は高麗人参の名産地として知られています。
形が良く栄養価が高いので、開城市の高麗人参は最高品質なものとされています。
生の人参の他にも高麗人参酒も名産で、プレミア価格がつくほどです。

日本

日本では江戸時代、8代将軍の吉宗の時代に高麗人参の栽培に成功しました。
日本産の高麗人参は品質が良い、とされ、海外にも輸出されています。

【代表的な産地】

日本では、次の3つの産地が高麗人参の3大産地として知られています。

長野県東信地方

長野県の上田市、北佐久群、南佐久群、佐久市などの東信地方で栽培される高麗人参は「信州人参」とも呼ばれています。
国内の生産量の70%を占めており、高麗人参の産地として知られています。

島根県松江市

島根県松江市になる大根島は、海外からも高品質として高く評価されており、国内の生産量の8%を占めています。

福島県若松市

福島県の会津地方でつくられる高麗人参は、会津人参とも呼ばれ、国内の生産量の20%を占めています。

アメリカ

高麗人参は栽培年数が長いものほど含まれる有用成分のジンセノサイドの数や量が増えるので、
長いものほど品質が良く、6年根が一番品質が良いとされています。
しかし、アメリカでは高麗人参は3~4年で収穫されるものが多く、ジンセノサイドの量も少なめです。

ですが、高麗人参は刺激が強いので、人によっては3~4年ものの方が合う場合もあります。
ですので、6年ものの紅参が刺激が強すぎる人や、マイルドな効果を求めたい人にお勧めです。

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