高麗人参の保存方法
高麗人参には、生、乾燥、サプリメントなどの種類があり、それぞれ保存方法が異なります。
ここでは、高麗人参の保存方法について種類別に詳しく説明します。
加工方法によって異なる
高麗人参の加工方法には3つの種類があり、保存方法や保存期間が異なります。
呼び方 | 加工方法 |
水参(すいじん) | 畑から収穫したそのままの生のもの |
白参(はくじん、ペクサム) | そのまま、もしくは皮を剥いで水分量が12%以下になるまで太陽熱もしくは熱風で乾燥したもの |
紅参(こうじん、ホンサム) | 厳選した水参を蒸した後、水分量が14%以下になるまで自然乾燥したもの |
水参
水参は、冷蔵庫で10日ほど保存できます。
その際、新聞紙や野菜専用の保存袋を利用するとより長持ちします。
使い切れない場合
乾燥させる
使い切れない場合は乾燥させるとより長期の保存が可能です。
〇乾燥の仕方
生の高麗人参をスライスし、ザルにあげて風通しのよい場所で一晩~5日ほど乾燥させます。
使用する際は、水に1時間以上浸して戻します。
冷凍保存する
水参をそのまま冷凍すると食感が悪くなるので、乾燥させてから冷凍するといいでしょう。
乾燥させたものを冷凍すると、さらに長期間保存できます。
はちみつやお酒に漬ける
はちみつに漬け込むとはちみつ漬け、焼酎やブランデーに漬け込むと高麗人参酒として長い間保存できます。
白参
白参は、日光が当たらず風邪通しの良い場所で約1年保存できます。
真空パックされた製品の場合は、約3年保存できます。
紅参
紅参は水分が少ないので白参よりも長く保存できます。
特に、真空パックされた製品は10年以上の保存が可能です。
加工品
高麗人参の加工品には、錠剤、カプセル、飴、ドリンク、高麗人参酒、お茶などがあります。
加工品は、生や乾燥に比べて長く保存できます。
製品やメーカーによって保存可能期間が異なるので、パッケージや製品紹介のホームページなどで確認しましょう。
保存の際は、日光に当てず冷暗所で保存します。